いよいよ、クロスステッチHAEDを刺し始めましょう!
まず刺し始めの位置ですが、クロスステッチキットの場合、布を四つ折りにして中央から刺し始めるキットがありますが、HAED(Heaven and Earth Designs)、Artecyなどの全面刺しの場合は、四隅のいずれかから刺し始めます。
左上角から下に向かって刺したり、左下角から上に向かう、または右上角から下に向かう、右下角から上に向かう選択があります。
私の場合は、最後の右下角から上に向かって刺していますので、その具体的な刺し方で説明します。
布はエタミン(DMC社)またはルガナ(ツバイガルト社)25ctを使用しています。針はクロスステッチ用刺繍針26号、1本どりです。
・刺し始めは普通にコブを作って刺しています。
以前は、コブは作ることなど頭になかったのですが、
HAEDは裏がぐちゃぐちゃになってしまうので
別にコブを作っても問題ないのではないかと思い、今はコブを作る方法で刺し始めています。
・刺し方です。
1. 目の右上角に下から上に針を出します。
2. 左下角に上から下に刺します。
3. 次の手順が重要です。目をよく見ると縦目、横目があるのですが、
縦目の場合は左上角に、横目の場合は右下角から針を出します。
裏にわたる糸が目に対して平行になる感じです。
4. 3の対角に刺します。
・刺し終わり(糸の始末)
では、次に糸の始末の方法です。
クロスステッチHAEDなどの全面刺しの場合、裏にたくさんの糸が絡み合うので、2cmほど残してそのままにしておいても自然にうまくいって絡んでくれるのでほどけることはないと思います。糸の始末が面倒!という方はそれもありだと思います。
ですが、私は、その切った糸がステッチするときに針と一緒に出てきてしまうことがあるので、それが嫌で糸の始末をしています。
糸の始末のやり方は、裏に針を出して、ステッチした糸4、5本に通すだけです。糸を切るときには糸が飛び出さないようにギリギリに切るときれいです。ギリギリに切るためによーく切れるはさみが必要になってきます。(重要)
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